台中恵明学校の董事長陳淑静氏、台湾大学医学部の郭育良教授、前婦女連合会理事長陳曼麗氏、及びドキュメント映画「毒と共に在りて」の監督蔡崇隆氏等は、およそ一年の設立準備期間を経て、来る17日、「台湾油症被害者支持協会」を発足させる運びとなりました。この協会の設立によって、79年に発生した油症被害者を支持し、そして各界団体の力を借りながら、被害者側の要求を政府、また社会へ向けて発信し、被害者にとってあるべき公平な待遇が施されるよう求めてゆきます。
協会の設立大会及び第一回会員大会は10月17日、台湾大学医学院附設健康教育中心にて行われます。今回は、特別に台湾大学医学部の郭育良教授に基調公演をお願いし、まず会場のみなさまに台湾で起きた油症事件と、被害者が現在向き合っている問題、そして被害者に必要とされる事柄をご理解いただきます。 台湾油症被害者支持協会の総則 2.增進油症受害者及其後代相互支持、鼓勵與關懷。
(『協会設立大会招待状』より抜粋)
1.確認油症受害者及其後代之身份並保障其權益。
台湾油症の被害者とその後代の身分、並びに彼らへの保証と権益を確認してゆく。
台湾油症の被害者とその後代が相互扶助を行い励まし合えるようサポートしてゆく。
3.促進社會大眾對油症受害者及其後代之瞭解與協助。
台湾油症の被害者とその後代に関する情報を市民に提供し社会的理解度を高めてゆく。
4.協助油症受害者及其後代獲得妥善醫療及相關救濟補償。
台湾油症の被害者及びその後代が妥当な医療と相関する救済補償を受けられるよう協力してゆく。
5.推動油症受害者及其後代就醫之相關權益、法案研究與訂定。
台湾油症の被害者及びその後代が受けるべき医療的な権益と法律の草案、並びにその立法化への研究を行う。
6.促進油症受害者及其後代相關醫學與研究之發展。
油症被害者及びその後代に関する医学と研究の発展を促進させる。
7.促進國際多氯聯苯中毒相關研究資訊交流、聯合國際多氯聯苯中毒之相關組織,推動跨國合作及交流。
国際的にPCB中毒に関する研究成果と情報を交換し、国を超えたPCB中毒研究に関する組織との連携を促進する。
なお、台湾油症被害者救済事業に関する最近の動きは: http://www.wretch.cc/blog/yucheng1979
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